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発展途上ガーデン

更新日:2020年9月7日

ちょうど4ヶ月前の投稿(A Holiday Gardener)で、ステイホームをきっかけに、それまで適性も興味もないためアンタッチャブルだった庭づくりを始めたことを書きました。

その後どうなったか? はい、調子こいて続けています。相変わらず手入れが行き届いているとは言えないですが、夏の初めの様子はこんな感じでした。ハゲハゲがちょっと改善。


庭仕事の悩みは日差しや暑さより蚊の襲来だったのですが、この小さな相棒のおかげであっさり解決。電池式の屋外用蚊よけ、すごい威力です。

白のモッコウバラとコデマリ、ビバーナムを植えた後、アナベルとウエストリンギア、斑入りヒイラギも地植えして、花壇がまあまあいっぱいになったのが5月の終わりでした。数年後の春にはふんわりとした白い花に覆われるはず。楽しみ楽しみ!……でも、モッコウバラはまだ赤ちゃんだし、咲いているのはアナベルだけです。ちょっと寂しい気がして、もっと何か置けないかなぁとまたリサーチ開始。ふと見つけた専門店のサイトがきっかけで、高望みも甚だしいですが、ついに禁断の?バラ栽培に興味を持つようになってしまいました。



アプリコット色のフリルっぽい花びらが可愛いアウグスタ ルイーゼ。

いやー、さすがに自分にはバラ育ては難しいのでは? でもいろいろ調べるうちに、最近は病害虫に強い種類のバラも増えていて、あまり農薬や殺虫剤を使わず、最低限の剪定や施肥をすれば、初心者でも育てられそうなことが判明。また、冬以外咲き続ける四季咲きのバラというものがあるのを知り、試しに春の一番花が終わった6号新苗をいくつか買ってみました。花のよく咲く強健種を探し、世話の仕方が書いてあるサイトを熟読して、とにかくその通りにやってみようと。


こんなページをよく読んでいました。


暑くてちょっと疲れ気味ですが、みんな病気にもならず元気です。

肥料や土も書いてあった通りのものを使って、指示通り鉢増しをしたら、あっという間に蕾がついて、7月の終わりに花が咲きました。夏は株が体力消耗してしまうため、あまり花を咲かせてはいけないらしいですが、あまりに可愛いので少しだけ蕾を残し、10日に1輪くらいのペースで咲かせました。


毎週末、少しずつ庭仕事をしながらバラも増えていって、夏の終わりにテラスに並んだのはアイスバーグ、アウグスタ ルイーゼ、ピエール エルメ、モーリス ユトリロ、クロード モネ、ギー サヴォア、ラ レーヌ ドゥ ラ ニュイ、ダム ドゥ シュノンソーの8種。仕事に疲れるとバラ専門店のサイトを見て癒されていたので、そのたびにポチッとしていたのが一気に増えた原因です。


夏の間、仕事で訪れたお宅に素敵なお庭があったり、ベランダで見事なバラを咲かせている方に出会ったり、古くから知っている仕事仲間の趣味がバラ栽培だったのを知ったりして、アンテナが立ち始めると、こういう出会いにも恵まれるんだなぁと楽しくなりました。


そこそこ大きくなってきた子もいるので、もう少し涼しくなったらアーチやオベリスクも組み合わせて、どんなふうに配置しようかなと空想しています。サボテンさえ育てられなかったのに、毎朝起きて庭を眺めながらそんなこと考えるなんて、人間って変わるものだなぁ。今の目標は、来年の春〜初夏には花いっぱいの庭でお酒を飲めるような場所をつくること。時間と手間(お金も?)のかかる趣味を始めてしまった気がしますが、老後の楽しみとしてはなかなか悪くない選択かも?


完全に自分の趣味の話になってしまいましたが……またいつか、後日談書きますね。

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