『明日もサンドイッチ』のこと

やっとお知らせできる日が来ました! 進藤由美子さんの新刊『明日もサンドイッチ』、緊急事態宣言を受けて発売を延期していたのですが、ようやく12日に発売になりました。


下の写真は表紙の撮影風景を進藤由美子さんのご家族が撮ってくださったスナップです。ちょっとピンボケですが好きな写真。


今回も、素敵な制作チームとご一緒できて光栄でした。美しくグラマラスな写真は三木麻奈さん、お茶目で洒脱なブックデザインは若井裕美さん。進藤さんを中心に、カメラマンやデザイナーともアイディアを出し合いながらビジュアルの方向性を定めていけたのは、編集者としても大変有意義でした。当初の方針は「サンドイッチの本らしくちょっとラフに」だったのですが、撮影初日の試食で「きちんと作られた、繊細なテクニックのあるサンドイッチの魅力を表現したい!」とみんなが思い、「家で丁寧に作ったサンドイッチを、あえてレストランのように撮ろう」という方向性に修正しました。多くの料理撮影の現場を経験している三木さんが「目指す方向性がこんなにはっきりあって、がんばり甲斐のある本は珍しい」と言ってくれ、とてもうれしかったです。


表紙のアイディアはすでに、撮影初日の終了後に行った打ち合わせで出ていました。進藤さんらしさの真髄と楽しさをぎゅっと詰め込んだ、カラフルなサンドイッチボックス。左が用意していただいた表紙撮影用サンドイッチトレイで、右上から時計回りに、ブロッコリーの白胡麻和えドッグ、せん切り野菜のビタミンカラーサンド、菜の花とキャロットラペのツナマヨサンド、ステーキサンド、ビーツとカリフラワーとオレンジピールのサラダサンド、パンプキンクリームとリコッタクリームサンド、いちごクリームサンドがぎっしり。これを向こう側で構えたカメラで、真上から撮ってもらいました。裏表紙は、つまみ食いの手がシュッ!と入っている、ちょっぴりおふざけカットです。


端正でいて明るさを感じさせる、丁寧で繊細なモノクロの線描イラストは、高校同期で本業はグラフィックデザイナーの進藤一茂くん。1年ほど前、FBに投稿されていたコンサートプログラムのお仕事のイラストと手書き文字がとても素敵だったので、お願いしました。

サンドイッチの本だからといってパンとかお皿だけじゃなく、内容から想像するものを自由に発想して描いてみてくださいと伝えたら、くまのぬいぐるみや自転車や旅行鞄や椅子など、ストーリーを感じさせるモチーフがたくさん出てきて、着想の豊かさに驚きました。デザイナーの若井さんも「独特のイノセントな雰囲気が実に好みです。またお仕事をお願いしたい!」と言っていました。進藤由美子さんのお料理とみなさんの作風が結構ぴったりはまったかなーと、そんなところもうれしい一冊になりました。

ごく簡単なものからちょっと凝ったものまで64種、7つのレッスンでご紹介。サンドイッチって適当に作ってしまいがちですが、ていねいに作るおいしさに開眼しますよ。このご時世、家で過ごす時間を楽しみながら、小さな幸せを感じることのできる一冊になることを願っています。ぜひお手にとって、そして作って味わってください! こちらからご購入いただけます。

#111, 1-17-15 Shoan

Suginami-ku Tokyo 

167-0054 Japan

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